KAVC倶楽部の会員さまを対象とした「ひとつぼワークショップ」で初のお出かけ篇を開催しました。京都鷹峯の家具工房・ワシタカ工藝さんにおじゃまして、工房見学&木製ハンガー作りにチャレンジ!です。
神戸からは少し遠いかなーと不安だったのですが、みなさんプチ旅行気分でご参加くださって、そのアクティブさに感服しきりです。
鷹峯の森の中の工房で出迎えてくださったのは作家の森年弘さんと森あやさん。
http://www.geocities.jp/wstk1018/
森さんのすばらしい作品の数々をギャラリーで見せていただき、ワシタカスツールに腰掛けて「いいな〜ほしいな〜」とひとしきりため息。
さあ、本題のワークショップのスタートです。
本体は檜の素材で、フックの部分は楢、桜、あさだ素材から選びます。本体は自由に好きにデザインしてみましょう!
ところで今回のワークショップでの一番の山場は“糸ノコ”。小学校の図工以来という方や、全く初めての方もおられましたが、脱線することなく、なかなかみなさん器用です。
今回の参加者は女子ばかり。木工なので、男の方が多いかなーと思っていたのですが、この女性たちは“糸ノコ”や“ボール盤”など普段触れることのない道具に果敢に立ち向かっておられました。男前でした…。
いつも参加者のみなさんの創作意欲や豊かな発想に刺激を受けていますが、今回も然り。
普段シンプルな家具を創られる森さんの工房では前例がないのでは?と思うほど型破りなデザインの作品や、丁寧なヤスリかけで職人級の仕上がりを見せてくれた参加者など、それぞれにすばらしいハンガーが出来上がりました。
さて、今回おじゃましたワシタカ工藝さんのショップ1周年記念のイベントが7月に開催されます。森の中にある素敵な工房です。よかったら足を運んでみてください!【ササクラ】