2009年6月1日月曜日

遅ればせながら・・・

先月にKAVCでしましたイベントについてです。
「オトドラマ発表会」。
たった1週間のワークショップで、それこそ演技など全くしたコトがなかった人たちが、講師からの愛情たっぷりで(!)キビシイ(うんうん)指導のもと、奮闘しつつ創り上げた、ひらめき!とアイデンティティーの解放?による、なぜか心温まるショートショート集となりました。






約20人の参加者ではじまった今回のワークショップ。事前に告げられたのは、「できなくてもいいから、なにか楽器をもっと来て」とだけ。
いざ始まると、「変な顔をして」だとか、「怒った声色のまま楽しいことを言って!」だとか、「このセリフにあった音を出して」・・・。それはそれは、「えええええ~!」って言いたくなるようなお題に、みんな最初は ポカンとしてたのに、次第にとりつかれたつかれたように通い詰め、徐々にそのお題に見事応え、隠れていた(隠していた)もうひとりの自分の姿を現すのでした!(演じる本人が驚いてたシーンも。)
形成されてゆくキャラクターにそれぞれパートナーを決め、かみ合っていないようで、絡んでる言葉のキャッチボールに、見る人はその2人の関係性を思い思いに想像するのでした。
そして本番当日。ステージでは、思わぬ化学反応も発生して、参加者(出演者)にとっても思い出深い経験になったようです。【ミヤガワ】