
展示室の圧倒的な時間の流れとか空間、光と影の中を漂っているような不思議な感覚!会場全体に凛とした空気が流れていて、杉本さんの心の物差しで集めた歴史的、科学的、生物的等々収集物と写真作品がそれぞれ世界観を作り、観る者に語りかけているような展覧会でした。
杉本博司さんは雑誌「BRUTUS」で特別編集誌が出るような“時のヒト”で、東京やニューヨークで活躍している写真家。建築や、古美術商もしていたということで収集家でもあります。
ご本人が手がけたこの展覧会「歴史の歴史」は、2003年よりアメリカなど海外を巡回し、現在中之島の国立国際で開催中。かなり見応えありますよ。

見に行った日は、ビーチバレーのワールドツアー女子日本大会が開催中で、美術館のそばに砂のコートが何面もあり、休憩中のサラリーマンが観戦していました。【クボ】
開催中〜6月7日(日)10:00-17:00(入館は16:30迄)
当日一般:1000円、大学生:500円
国立国際美術館
大阪市北区中之島4−2−55
TEL:06-6447-4680(代表)
http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html