2009年10月31日土曜日

「判定が難しいホール・劇場の耐用年数」

先日、ある情報誌で「判定が難しいホール・劇場の耐用年数」という記事をみつけました。
この記事では建物としての対応年数だけでなく、設備などの改修と更新周期などにふれられていますが、バブル後に開館した施設が15年ほど経ち一斉に大規模改修時期を迎えるとあります。このような記事が出てくることは、多くの劇場が同じような問題を抱えているのだと思いますが、大規模改修は途方もない規模の金額が必要となり、とうてい現状の予算ではできません。
ハコモノ行政が行ってきたバブル期のツケだと言われればそれまでですが・・・。
結果としてランニングコストが見合わない建物は維持すら難しくなってきています。
比較的小規模のKAVCですら難しい状況は沢山ありますので、公共ホールの運営方法はどこかで考え直す必要があるかもしれませんね。【ハヤシ】