2009年11月29日日曜日

秋深し


湊川公園の街路樹のイチョウも黄色にキレイに染まりました!
そして神戸のメジャーハイキングマウンテン摩耶山・六甲山についてちょっと小話。
その昔、空海が天上寺に釈迦の生母摩耶夫人(まやぶにん)像を安置したことに由来する摩耶山。対する六甲山は大きな「ご神体」として山岳信仰対象のない山、 ピッケルやナーゲルを用いた西洋式登山を行った近代登山発祥の地なのだそうです。面影はありませんが六甲山は、江戸時代には燃料や資材に、また明治の開港 にあたり伐採利用でハゲ山化したそう。山地の荒廃によりたびたび土砂災害を招き、明治28(1895)当時としては画期的な、広葉樹を中心とした治水目的の緑化事業が行われ、現在の紅葉はその当時の賜物。現在「布引と再度山」が森林浴の森100選に選ばれ、四季折々の憩いの場として欠くことのできない山であるとともに現在もその山に学ぶことは多い…と思います。【クボ】