2011年5月21日土曜日

シルクの道具作りー紗張り篇ー

本日、KAVC倶楽部のひとつぼワークショップのシリーズ「初心者向けシルクスクリーンワークショップVol.6」が無事終了しました。ご要望も多く、シルクワークショップは平日と休日と、開催日を2日間もうけることにしてみました。

本日はその1日目です。
今回は「自分で作ろう!シルクの道具〜紗(スクリーン)張り篇〜」です。
日頃から「自宅で制作をしたい」「版をもって帰りたい」などの問い合わせが多く、
だったら、手作りしてみよう!ということで、紗張りに挑戦してみました。
材料は簡単に手に入るものばかり。
さらにアトリエKAVCで製版までをして、版をもって帰れるようにしました。

さて、うまく紗を張ることができたのでしょうか。
今月21日(土)実施の2日目のために、レポートはここまで。

写真は、自分で作った道具で刷った、みなさんの作品です。
ちゃんと刷れました!

さて、次回7月のシルクワークショップvol.7も「自分で作ろう!シルクの道具」シリーズです。
次回は自然の紫外線、つまり太陽光をつかっての製版にチャレンジします。
本日より、申し込み受付開始しています。
ご興味ある方はぜひご参加ください。



紗張りワークショップ、

気になる2日目のレポートです。
どんな風に道具を作ったか、ネタばらしです。
枠にはハレパネ(糊のついた展示用パネル)を使用しました。
ポストカードサイズにカット。
この作業は【難易度2】レベル。スムーズに進みました。
くりぬいた部分でスキージを作ります。

糊面の保護シールをはがして紗を張ります。【難易度3】
版が完成!
乳剤塗り。紗の張り具合がここで響いてしまった。
ピンッとはれている紗は、乳剤が均一に塗れました。
ここは乳剤の厚さに注意です。【難易度4】
事前に書いてきてもらった版下を版に露光。版をつぶさないように、インクの抜ける部分を丁寧に水洗いします。【難易度2】
いよいよ刷りの行程です。ここは【難易度4】。

うまく刷れました!繊細な線もきれいに出ています。
作った版は、持って帰って自宅で刷ることができます。
いろんな物に刷ってみてください。布用のインクを使えば、Tシャツにも刷れますよ。

次回7月のシルクワークショップも、「自分で作ろう!シルクの道具」シリーズです。
次回は製版機を使わずに、太陽の光を使って製版します。
晴れますように!

●初心者向けシルクスクリーンワークショップvol.7
「自分で作ろう!シルクの道具〜自分でできる製版【太陽光篇】〜」
日時:7月11日(月)13:30-17:00・24日(日)13:30-17:00 ※2回とも同じ内容です。
詳細はこちら→http://kavc.or.jp/club/pg217.html