美術館に行くと、作品のキャプションに「シルクスクリーン」と書かれていることがありますが、これは一体どんな技法なのだろう?と思ったことはありませんか。
今回のひとつぼワークショップは作家の福重明子さんをお迎えして、シルクスクリーンの技法を用いた作品制作を体験してみました。福重さんの作品はこちらでご覧ただけます。http://a-fukushige.com/
実際に見るとわかりますが、すごく細かい線画が何層にも重ねて印刷された作品は独特の作品世界を表現しています。
今回のワークショップでは、福重さんが作成した下絵をもとに参加者が切り貼りをして作品制作にチャレンジしました。
(1)版下の作成
下絵を切り貼りして版下を作成します。
今回は3色3版、事前に準備した10色の色の組み合わせを考えなら、版下を作成します。
下絵を切り貼りして版下を作成します。
今回は3色3版、事前に準備した10色の色の組み合わせを考えなら、版下を作成します。
(2)製版
感光機で紫外線を当てて、水洗いすると版が出来上がります。
(3)
印刷
今回、自分で絵を描くのではなく作家の下絵を使って作品制作をできるのは貴重な機会となり、はじめは試行錯誤しながらも個性豊かな作品が出来上がりました。